「西原GARAGE」 かつて商店、いま未定。
熊本空港から車で約10分。
阿蘇へ向かう県道の途中、西原村役場のすぐ近くに、ひときわ味のある建物がぽつんと立っています。
赤茶のトタン屋根に、かすれた白い文字で書かれた「小栗商店」。
この建物が、時間とともに受け継いできた役割はひとつじゃありません。
かつては、建材や生活設備を扱う地場の商店。
蛇口や釘、ホースにトタン板、そういう日常のディテールを支える道具たちが棚に並んでいた空間。
時代の流れとともに店は静かに幕を閉じ、その後もしばらく別のかたちで使われていました。
けれど今、この場所はまた「空白」に戻っています。
元商店部分と、それに続く大きな倉庫。
全体で314.15㎡という、かなりの広さ。
天井の高い倉庫部分には太い梁が通り、柱と骨組みがむき出しになっている。
壁には時間の跡が残り、床には生活と仕事の痕跡が薄く染みている。
この「空白」は、ただの空きスペースではなく、ひとつの余白。
なにもないようで、よく見るとすでにいくつかの“ヒント”が散りばめられている。
たとえば、倉庫の奥にある簡素な作業台。
たとえば、天井近くの梁に吊られた古い照明器具。
たとえば、残された水回りのタイルや、裏手へ抜ける小道。
それらすべてが、「どんな使い方をしてもいいですよ」と言っている気がする。
この空間には、完成された機能よりも、解釈の余地がある。
店舗としても、スタジオとしても、工房やアトリエとしても、
あるいは“何か”の倉庫としても成立する。
ここをどう名付け、どう使うかは、次の使い手に委ねられている。
敷地も広く、車の出入りは容易。
ロードサイドで目立ちつつ、風景はどこかゆるやかで、のんびりとしている。
道路の向かいには飲食店。目の前の道を抜ければ、すぐに山と空の風景が広がる。
この場所には、完成したコンセプトも、飾り立てた演出もない。
あるのは、長く使われた建物と、その時間の積み重ね。
名前をつけるのは、きっと、次にここを使う人の役目です。
※この物件は現在満室です。あんぐら不動産では物件アーカイブとして掲載しています。
所在地:阿蘇郡西原村小森1
価格:
広さ:314.15㎡
最寄りのスポット:熊本空港
敷金/礼金:敷金1カ月 礼金1カ月
構造:木造
建築年数:1983年築
取引態様:代理
修繕積立金/管理費:
用途地域:
都市計画:
建ぺい率 / 容積率:
情報発信公開日:2025年7月18日
備考(設備など):

























