【こいつ、動くぞ!】 Turquoise Blueと可動式家具
熊本有数のヴィンテージマンション、ニューコーポ新町。
1階には、長くこの場所で親しまれてきた「喫茶グレコ」。
隣には「元長崎書店」。
街の時間と文化が積み重なってきた建物の、403号室をリノベーションしました。
この部屋をプロデュースしたのは、ミニマリストの@apartment301さんと、建築プロデューサーの吉安孝幸さん
二人が考えたのは、完成された暮らし方を押しつけるのではなく、住む人自身が自由に使い方を考えられる部屋でした。
室内に入ると、まず目に入るのはTurquoise Blue。
床と玄関の引き戸を同じ色で仕上げ、白木の家具や建具、むき出しの天井とコンクリートを組み合わせています。
この部屋のテーマは、
「固定しない住空間」。
室内に固定した設備は、中央に置かれたシンクだけです。
キッチン、IHコンロ、収納、衣装棚などは、白木の可動式家具として製作しました。
そう、この家具。
「こいつ、動くぞ!」
料理をするとき。
仕事をするとき。
人を招くとき。
広く何もない空間が欲しいとき。
家具を動かし、組み替えることで、その時々の暮らしに合わせて部屋の使い方を変えられます。
リビング、ダイニング、ワークスペースといった役割を、最初から固定しない。
間取りに暮らしを合わせるのではなく、暮らしに合わせて間取りを動かしていく住まいです。
水まわりも、一般的なマンションとは少し違うつくりです。
お風呂やトイレには、小さな水色のタイルを使用。
トイレとお風呂には、それぞれの扉を設けず、脱衣所の入口にある一枚の扉で、水まわり全体をひとつの空間として区切りました。
細かく個室をつくらず、必要なところだけを閉じる。
ここにも「固定しすぎない」という考え方が表れています。
Turquoise Blueの床。
水色のタイル。
コンクリートと白木。
むき出しの天井。
過去を消して、すべてを新しくつくり直すのではなく、建物が積み重ねてきた時間を受け止めながら、これからの暮らしを支える空間へと編集しました。
完成された使い方を売るのではなく、住む人が自由に動かし、考え、暮らしながら完成させていく部屋です。
所在地:熊本市中央区新町4丁目1
価格:1700万
広さ:46㎡
最寄りのスポット:喫茶グレコ
敷金/礼金:
構造:鉄筋コンクリート
建築年数:昭和49年築
取引態様:売主
修繕積立金/管理費:6400円 / 6000円
用途地域:商業地域
都市計画:市街化区域
建ぺい率 / 容積率:
情報発信公開日:2026年8月31日
備考(設備など):町費300円 水道料は管理組合検針

























