丘の上の“リアル『海月姫』”
熊本市西区春日。
春日小学校のわき道をひたすら登り詰めたところにその物件は建っています。
結構な坂で一瞬怯みます。
当初は、市長か県知事かの別邸として建てられのち、お手伝いさんを何人も抱えるような繊維会社を経営する一家の住まいとして使われていたとか。
その生い立ちは聞けば聞くほど、由緒正しく木造建築なのです。
築100年は越え。
熊本駅周辺の再開発が進むエリアを見下ろす景色も最高なのですが
何より素晴らしいのは、やはりこの時代には珍しい吹抜けの玄関、重厚感溢れる応接間、
茶室や書斎、広々とした長い縁側、
そして6対4くらいで和洋の混ざった大正ロマン的なの要素もほのかに感じられる設え。
ひと目見た瞬間“こ…これは熊本の宝やないの~!”と確信した我々は
古民家専門の業者さんやインスペクションの専門家にお願いしてシロアリや傾きの補修など
きっちり調査を行い、ちゃんと手を加えると十分使えるとお墨付きをもらいました!
建物までの道路の擁壁もこれから修理し、道も広くなる予定です。
駐車場も1、2台分しかなかったのですが頑張れば3.4台分のスペースも確保できる感じです。
その上、庭には蔵や防空壕まであります!
本当に素晴らしい建物なので
“やはりこの立地と建物の雰囲気を生かした宿かな~”
“特別な日に通えるレストランだったらいいなぁ~”とか、
“最近だと民泊やシェアオフィスなんかもいいよなぁ~”
この唯一無二感はリノベしたら無敵なんじゃないの~♡
なんて妄想していましたが、ふと喫茶店で漫画を読んでいる時に気づいたのです!
あれはかの有名な東村アキコ先生の名作『海月姫』で主人公たちが暮らす
“天水館”と非常に近しいものなんじゃないかと…!
リアルに10LDK+納戸&蔵の間取りなので、部屋数も余裕でございますな!
なるほど、アトリエ兼シェアハウスなんてのも大アリです!
ぜひぜひ、我こそは新たな熊本の新名所を作ったるでぃ!
という気概のある方。
熊本の古き良き時代の扉を叩いてみませんか?
※この物件は現在満室です。あんぐら不動産では物件アーカイブとして掲載しています。
所在地:熊本市西区春日5-11-52
価格:
広さ:265㎡
最寄りのスポット:熊本駅
敷金/礼金:敷金3ヵ月礼金1ヵ月
構造:木造
建築年数:約100年
取引態様:代理
修繕積立金/管理費:
用途地域:
都市計画:
建ぺい率 / 容積率:
情報発信公開日:2019年4月30日
備考(設備など):